【小学校受験】願書と面接対策のキモ!我が家の教育方針の明示化→具体化した方法

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小学校受験

こんにちは。

今回は小学校受験において願書と多くの小学校が実施する面接について回る【教育方針】を選定した方法を紹介します。

我が家の小学校受験でも面接は受験したすべての学校で実施されていて、通っている幼児教室の模擬面接を7月と9月に受けました。

願書の時とあわせて面接の対策に関しては時本当に多くの時間考えに考えました。
我が子の将来、我が家の教育方針、それの夫婦間での共有。

願書によくある志望動機を書く際にも同じことが言えるかと思いますが、面接対策の第一歩で一番重要な事は【我が家の教育方針】を明示化する事だと私は考えます。
幼児教室でもおっしゃっていた事ですし、実際我が家でも実施し考えがまとまりました。

なにより面接の時、いざ回答する時に言葉が出やすくなりました。

今思えば、こんなに真剣に我が子の事や我が家の教育方針を追求する事はこの時がはじめてで、自分たちが息子を育てていく上で何を大切にしたいのかを改めて確認できたすごく良い機会でした。

当時、実際にこの【我が家の教育方針】を考え始めた時、面接まで2~3ヶ月前の7月の時点でも意外と漠然としていました。
今、『ご家庭の教育方針は?』と聞かれてお困りになられるご家庭は少なくないのではないでしょうか。

我が家の教育方針を選定したプロセスやそれってどういう事?を明示化・具体化した方法を紹介いたします。

こんなやり方があるんだーという程度でご覧いただければと思います。

我が家の教育方針の選定手順とその明示化・具体化の仕方

上の写真は当時我達夫婦間で息子の将来・教育方針につながるテーマを考えに考え、その心の内を明示化し、それって具体的にどういう事なのを考えアウトプットしたものです。
教育方針の確認を夫婦間で重ねていた最終段階のアウトプットです。

公開できるようなものではないのかもしれませんが、その内容より具体化するプロセスを示したいと思いました。

順を追って説明いたします。

step1:教育方針のテーマ『どの様な子になって欲しいか』の書き出し

我が家の教育方針、考えてみると意外と難しいですよね。

我が家では、いきなり教育方針を言葉にする前に、まず息子が『どの様な子になって欲しいか』を考え、それを教育方針のテーマとして言葉で表しました。、

そして教育方針のテーマは

【生まれてきて良かったと思える子】

としました。
子育てで何かに迷ったらここに回帰し、どういう行動が望ましいかを考えられる様な意味合いを持たせました。

そして、1枚の紙に下の図のように教育方針のテーマを書き出しました。

教育方針のテーマを具体化して書き出した紙

step2:教育方針のテーマの具体化(どうしたら達成できそうか)

次に考えたのが、下図の★の部分、教育方針のテーマを一歩具体化させた言葉にしました。

我が家の場合、【生まれてきて良かったと思える子】とは具体的にどんな子なのか、どのような要素が生まれてきて良かったと思える事につながるか考えを私達なりに言葉にし書き出しました。

先ほどの紙に書きだしたものが下の図のようになります。

教育方針のテーマを具体化して書き出した紙

step3:キーワードの書き出し

教育方針のテーマの具体化で書き出した項目(★の項目)各々に対して、私達のイメージや思いくつく言葉を書き出しました。
紙に書きだしたものが下の図(–の部分)のようになります

教育方針のテーマを具体化して書き出した紙

step4:さらに具体化!(私達・息子の理想の行動・状態)

キーワードを含め各項目に対し実際に私達夫婦がどういう行動をとるべきか、息子がどういう行動をとればそこにつながるかを考え書き出しました。

ここでは、とりあえず、私達が出来ていようがいまいが、間違っていようがいまいが関係なく思うままに理想の行動・状態を書き出しました。

教育方針のテーマを具体化して書き出した紙

step5:教育方針を選定

教育方針のテーマをさらに具体化して書き出した紙を見て、私達が息子にどういう風に育って欲しいかが鮮明になってきと感じたものでした。
step1の教育方針のテーマを考え書き出しには時間が掛かりましたが、その後は意外と言葉が溢れスムーズに進んだ記憶があります。

教育方針のテーマををそのまま教育方針として採用しても良かったのですが、面接や願書で伝える場面を想定しより伝えやすい言葉とエピソードとして伝えられる項目にも注目し、書き出そうと考えました。

書き出した紙(理想)を改めて読み返し、この中で使った言葉と私達が実際にこれまでやってきた事・実践してきた事とリンクしている部分をピックアップしました。

やってきた事・実践してきた事

・様々な生の体験を大切にする

  科学、歴史、スポーツ、風習、色々な分野の生の体験

  恐竜博物館、天体観測、キッザニア、延暦寺、JAXA、なれる展、引き馬、ミンサー織、アンガマ、エイサー

・継続は力なりの言葉

  毎日のピアノ練習、 発表会で最高の演奏ができたこと

・お友達と遊ぶ約束が最優先予定

  お友達から遊びの誘いがあったら最優先し遊べるよう日時調整してきたこと

・友達や家族を大切にする

  家族での会話を大切にする(晩御飯の時はテレビつけない)
  笑い話をたくさんしている事
  毎日『大切な子』であることを息子に伝えている事

ここから最終段階、やってきた事・実践してきた事でピックアップした事に重点を置き、総合的に教育方針を言葉として選定していきました。

選定した教育方針は以下の様に選定しました。

教育方針

1,優しい子 

2,笑顔 の子

3,追求する子 (考え抜く子;考える事を諦めない)

実際の面接の場面で

【教育方針のテーマを具体化して書き出した紙】の内容は、教育方針を選定したバックグラウンド要素としてすごく役に立ちました。

実際、我が家の教育方針をどストレートに質問されたのは、幼児教室での模擬面接のみですが、派生質問にも我が家としてはしっかり答えられました。

例えば、面接官からの質面で、

教育方針に『優しい子』とありましたがそれはどういう思いからでしょうか?

返答として

息子には『生まれてきて良かったと思える子』に育って欲しいと考えており、その為の一つの要素として
失敗しても負けずに挑戦できる事が重要だと考えております。
失敗しても助けてもらえたり励ましたりしてもらえる友人や家族が周囲にいる事で次に挑戦していけた経験があります。
友達や家族、周囲の人とを大切にする事の基本は優しさだと考えております。
優しい子になる為に家族の会話を大切にし、『大切な子』である事を毎日伝えています。 

の様な感じで返答したりしていました。

我が家の小学校受験では、本番の面接で『教育方針は?』とストレートに質問されることは無かったですが、何かの質問の派生質問で『それはどういう思いからですか?』とか教育方針に触れる質問はありました。

面接や願書の対策として教育方針を明示化・具体化し書き出しておく事で、いざ回答する時に言葉が出やすくなりますのでお勧めです。

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