【小学校受験】 面接で実際にいただいた質問とその返答(親・子供)、息子の面接対策

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小学校受験

こんにちは。

今回は我が家の小学校受験の面接で実際にいただいた質問とその返答、息子のの面接対策としてやっていた事を紹介します。

我が家の小学校受験では4つの小学校の面接を受けました。
小学校によって質問内容の傾向や宗教のあるなしで想定しておく質問はガラッと変わるかと思いますが、複数校で共通していただいた質問やより一般的な質問内容にフォーカスし紹介します。

複数校の面接で共通した質問

我が家の小学校受験で受けた4小学校での面接の内、複数校で同じような内容の質問をいただいたものを紹介いたします。

習い事に関する質問

我が家の場合、息子が習い事としてピアノを習っています。
願書の志願理由や教育方針を記載する欄に習い事のピアノを絡めたエピソードを書いた小学校の面接では、100%習い事の質問をいただきました。

面接を受けた4つの小学校の内、3つの小学校の面接でピアノの話をしました。
そして偶然なのかもしれませんが、そのうち2つの小学校での面接官の先生に音楽担当の先生がいらっしゃいました。

質問は以下の様な感じでしていただけました。

ご子息はピアノを習ってらっしゃるんですね。どういう思いでピアノを習わせようとお考えになられたのですか?

返答としては
私の過去の会社での海外出張研修での経験を話しました。

当時片言の英語しか喋れなかった私が研修で知り合った音楽の趣味が合う諸外国の人と行った楽器屋でセッションし、ギターを弾いていた私は、皆と演奏上でのコミュニケーションは取れ楽しい時間を共有でき仲良くなれた事、音楽はコミュニケーションを取るためのツールになり得る事とその実体験での感動を息子にも感じて欲しい

というような事を答えていました。

また、習い事の質問は息子へもいただきました。

〇〇君はピアノを習っているんだね。
ピアノは好きかな?
ピアノのどんなところが好きかな?

事前の面接対策で息子にもある程度は想定質問を練習していましたが、『ピアノのどんなところが好きですか?』は練習で聞いた事は無く何て答えるか、そもそも答えられるのか隣で冷や冷やした記憶があります。

息子の返答は

(譜面の)音符通り弾いていくとお歌の様に聞こえるのがすごくて好きです。

というように返答していました。
私達親も息子にした事が無いような質問を面接で聞かれ、とっさに答える事が出来たことに少し感動したのと、実際には家ですすんではピアノの練習をしない息子の口からそのようなコメントが聞けたのが嬉しかった記憶があります。

願書に習い事の事を書く場合は面接で質問をいただく事があるので親、子供の両側面で想定される質問を話し合っておかれる事をお勧めします。

学校生活での問題発生時の対応に関する質問

実際の質問は以下の様な内容でした。

ご自宅でお子様のランドセルの中に見た事の無い物(他人の物)が入っていた場合どうされますか?

お子様からいじめられたような悩みを聞いたときどのような対応をされますか?

このような問題発生時の質問は模擬面接で経験していました。
幼児教室に伺った模範解答は
まずは学校に相談し学校の対応に任せる』というのが鉄板のようです。

実際の我が家の返答は

まずは偏見を無くして息子の話を聞き、貴校に相談し信頼する貴校の対応にお任せします。

の様に返答しました。

実際の面接でいただいた質問

親への質問

数ある私立小学校の中で我が校を選んでいただけた理由をお聞かせください。

この質問に対しては、事前提出済の願書で記載した志願理由の復唱した感じになりました。
願書で記載した事を敢えて質問していただく事があります。
願書の記載内容は確実に確認・把握が重要です。

休日はどのようにお過ごしでしょうか?

この質問に関しては、”待ってました”と言わんばかりに教育方針を絡ませて返答しました。
直前の息子への質問で『将来の夢やなりたいものは何ですか?』の息子の返答にも絡ませた回答が出来ました。
(我が家の教育方針を明示化・具体化させた方法はこちらの記事から【願書と面接対策のキモ!我が家の教育方針の明示化→具体化した方法】)

以下の様な感じで返答したと記憶しています。

我が家の教育方針に『追及する子、考える抜く子』に育って欲しいという思いがあり、その為の1要素として、様々な生の体験を大切にしています。
先ほど、息子が返答させていただいた様に息子の将来の夢は宇宙飛行士です。
休日は筑波の宇宙センターや相模原の宇宙科学研究所に出かけたりして、図鑑などで興味を持ったものを生の体験としてさらに興味を注ぐようにしております。

我が校には学校説明会やイベント等何度か足を運んで頂けましたか?
ご覧になってどのように感じられましたか?

この質問ではやや強引に志願理由・イベント見学時のエピソードを絡めた返答をしました。
かなり強引でした。

以下の記事【学校説明会・運動会見学出かける前に知っておくべき3か条】内の『其の3 : 親子面接の時のネタ探し ( 訪問時の視点 )』で親子面接時に話したエピソードとして返答を紹介しています。

実際の面接官からのご質問は上記の様な質問でした。
私も、どうしても伝えたい部分でしたし模擬面接でも評価頂いていた部分でしたのでやや強引に志願理由まで話をもっていきました(笑)。

小学校生活は6年間様々な事があると思います。その中でご両親の過干渉についてどのような状況があると思いますか?
また、どの様にお子様を見守られますか?

この質問とよく似た内容の質問は模擬面接で受けた事があり、私達夫婦の意見として話し合っていたので返答には困らなかったですが、私達にとっては普段あまり馴染みのない親の過干渉というテーマの質問の返答は事前に話し合っていなかったら絶対に返答に詰まっていたと思います。

実際には以下の様に返答したと記憶しております。

例えば、小学校の前日の持ち物準備や毎朝の起床をいつまでも両親が必要以上に手伝うような場面が考えられると思います。本人の忘れ物や遅刻は減るでしょうが、主体的に考えるチャンスを失っているかと考えます。
我が家では年齢と成長に合わせ一人でできる事は本人に任せ、その結果忘れ物や遅刻が増えるかもしれないですが、本人がそのネガティブな経験から主体的に考え行動するよう親としては見守りたいと考えておます。
何事も本人の主体的な意思・行動を尊重し、結果を求めず、本人から求められた時にだけアドバイスやサポートし見守っていこうと考えております。

子供への質問

将来の夢は何ですか?
宇宙飛行士になって何がしたいですか?

将来の夢が宇宙飛行士の息子の返答は以下の様な返答をしておりました。
(H2Aロケットは有人仕様ではないのですが、、、。)

H2Aロケットに乗って宇宙に行って水星、金星、地球や火星、木星、土星の星が図鑑に載っているように並んでいるのか確かめたいです。

好きな絵本の名前を教えてください。
その絵本の登場人物を教えてください。

好きな絵本の名前は【おれはティラノサウルスだ】を答えていました。

面接官からの『その絵本の登場人物を教えてください。』の質問での返答とエピソードは以前の記事【私立小学校受験準備中読んでいた絵本】の”親子面接でされた絵本の質問”で紹介しています。

幼稚園・保育園のお友達のお名前を2人教えてください。
そのお友達とは何をして遊ぶのかな?
お外では遊ばないのかな?

息子の返答は以下の様でした。

○○ ○○君と○○ ○○君です。(フルネーム)
LaQで乗り物をつくったり、ロボットを作ったりして遊んでいます。
お外ではこおり鬼をして遊びます。

この学校で学びたいですか?

この質問、ある小学校での親子面接の締めで一番最後に息子にいただいた質問でした。

息子はこの質問の返答が何もできませんでした。

まさに『・・・・。』でした。

面接で返答できなかったり無言だった事はこの質問だけでしたので記憶に残っています。
面接終了後、息子に返答できなかった理由を聞いてみると

『学びたい』ってどういう意味かわからなかったー。

との事。

息子の面接対策

返答内容への対策

返答の内容の対策としては模擬面接以外に特別あれこれ行った記憶はあまりありませんが、以下の様な基本的な事は面接本番の2か月程度前から事あるごとに息子に聞いていました。

  • 保育園の担任の先生やお友達の名前をニックネームではなくフルネームで言える事
  • 朝食の内容
  • 自宅から面接を受ける小学校への交通手段

後、これは私の個人的な癖というか息子の事をただただ知りたいという”知りたがり”なだけなんですが、日頃の息子との会話で息子が好きなものや思ったことについて私が逐一『なぜそう思うの?』とか『どうしてそれが好きなの?』等、なぜなぜと理由を聞いてきた事はこの面接の時に活きたと感じました。

面接の派生質問を受けた時に無言や詰まる事はほとんど無く、自分の気持ちなり考えを何かしら発言していました。

初対面の大人と話す事への対策

以下の様な事で、初対面の大人と話す機会を積極的に増やしたりし、少しでも慣れるようにしていました。

  • 外食時のレストランやファストフードショップでの注文を息子に任せる
  • 落とし物を見つけたら息子に交番なりお店の人なりに届けさせる(もちろん親サポート付き)、
  • コンビニの会計
  • 図書館で本を借りる時の手続などなど

ちなみに、息子はピアノ習っていて発表会で大人でも緊張するような、そこそこ大きなホールのステージで観客を前にして演奏できた経験も人前で話す時の度胸みたいなものとしてメリットがあったのかなと感じたりしています。

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