小学校受験 指示行動(運動)の重要性

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こんにちは、ジロチョdaddyです。

今回は小学校受験における指示行動(運動)の重要性についてお伝えしたいと思います。

指示行動(運動)とは?

指示行動(運動)って何?って方に、指示行動は簡単に説明すると「先生に言われたことを、言われた通り正確に行動(運動)する」という事です。
考査時、試験官やテスター(出題者)が言った事をその言葉・意図を理解しその通り行動する事です。

指示行動(運動)の重要性

先生に言われたことを、言われた通り正確に行動(運動)する」と言葉で言って見ると簡単そうですが、就学前の幼児の場合そう簡単な事ではありません。

受験本番の考査日、朝受験する学校に入ってから出るまでもしくは、自宅に到着するまでが指示行動だと私は考えます。

例えば、考査当日受付で「受験番号と名前を言ってください」とお子様が聞かれ、番号と名前を言う事も指示行動の一つだと考えます。
名前だけや番号だけではなく、ちゃんと番号と名前を答えるのです。
大人から見れば簡単な事なのですが。

ペーパーや運動などの考査そのものの時だけに必要となる分野ではないのです。
考査の日、受付が終わり親と一緒にいられる待機部屋や待機している体育館から試験部屋に向かいだす時にも指示はあります。
考査が始まる前にも指示はあります。

例えば、待機部屋から試験部屋に着いて、テスターから「この線より内側に静かに立っていてください」「番号を呼ばれたら手を上げて返事をし、前に出てきてください」などの指示。
線の内側と言われたら、内側なのです。はみ出したり、線を踏んでいたりしてはいけないのです。
番号を呼ばれて返事だけするのではダメなのです。ちゃんと手を上げて返事をするのです。

こういうところも、テスターや試験官は確認し考査の評価に反映する学校がほとんどだと思います。

そして、小学校受験における考査時の試験官からの指示は大抵の場合、1回しか読み上げられません
その1回の指示で聞きそびれた場合、何をすれば良いのかわからず立ち尽くしてしまうなんて事が起きるのです。

このように、指示行動はテストそのものの時の指示だけではではなく、部屋の移動時や待機時など考査日の全てにおいて重要な分野なのです。

指示行動(運動)で必要な能力

小学校受験における指示行動で必要な能力を紹介します。

集中力

何と言っても集中力です。
テスターや試験官が何か指示を出した後に集中するのでは遅く、集中しないといけない場面を察知する能力や集中を維持できる力が必要です

試験官が指示を出し始めたらその一語一句を聞き逃さないよう耳を傾けるのも相当な集中力を要します。
ペーパーテストのお話の記憶の場面でも必要な能力ですので、自宅でのお話の記憶の学習は指示行動の際の集中力も養ってくれると考えます。

記憶力

考査の運動テストの場面で、テストに関する指示(出題)が試験官から出たとします。
例えば、
「自分の受験番号が呼ばれたら、この赤い丸の中に立ちます。スタートの合図であそこの三角コーンコーンまでクマ歩きで進みます。三角コーンを左から回り、回ったところで今度は駆け足でスタートの線まで戻ってきてください。」
のような指示(テスト)が出されたとします。

多くの場合、受験番号の順に並ばされ、1度に2、3人ずつ横並びで考査を進めていく事が多いと思います。
この時、順番の後の方の子達はその指示をずっと覚えておかないといけません
左回りだったか、右回りだったか、そもそもそんな指定があった事自体を忘れてしまうなんてことはよく起こります。

受験番号や考査の順番なんかは運とは言え、このような事は往々にしてあるかと思いますし、対策しておくに越したことはないです。

自信

指示行動は先生や試験官に言われた事(指示)を自分が聞いて、それを理解し自分で考えて行動に移します。

息子が幼児教室に通っていた時に、上述の記憶力の項目で紹介した指示行動を授業でやっていた時、先生のスタートの合図から周囲の子の動きを確認し真似するのを目撃する事が多々ありました。
その原因を後で息子に聞いた時、その原因が「指示が聞き取れなかった」時もあり、「指示の意味がわからなかった」時もありました。

ただ、「先生が行った事を僕はこう思っていたんだけど、周りのみんなが違う動きをしているからみんなに合わせた」みたいな理由を言っていた事もありました。
周囲の子達みんなが指示を間違っていて、息子がしっかり理解していた事もちらほらありました。

私はしっかり訓練をして自分の考えに自信を持って行動できるようにしないといけないと感じたものでした。

自制心 我慢

例えば、先ほどの話のような考査の順番待ちであったり、考査の合間の待機時に「静かに待っていてください」や「三角座りをして待っていてください」などの指示が出たとします。

そんな中、やはり中には我慢できなくて隣や後ろの子に話しかけてしまう子がいたりします。
静かに待つ場面では適当な時間静かに待てる自制心が必要です。

幼児にしては簡単な事ではないと思います。
また、そんな場面で話しかけられてしまった時に一緒に喋ってしまう事がないよう「今は喋っちゃダメだよ」などと流せる様にもしておいた方が良いでしょう。

三角座り中に組んでいた手が離れ、上履きをチョロチョロ触ったり手遊びしてもいけません。
これも我慢が必要なのです。

まとめ

小学校受験において指示行動に必要な能力は、ペーパーや運動の考査そのものの出題文を聞く時だけでは無く、考査日当日全ての行動に影響する重要な分野なのです。

指示行動に関しては、息子の受験準備中には我が家でも相当訓練しました。
家庭でも訓練はできます。

次回の記事では、我が家の指示行動の訓練方法をご紹介します。

最後までご覧いただきありがとうございました。
それでは。

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